CT上のZEISS Mineralogic 3D。鉱物遊離、定量鉱物学、体積測定
天然資源向け顕微鏡ソリューション

自動解析

鉱物の細部を解き明かす

鉱物の自動解析に顕微鏡を使用することで、高分解能のイメージングが可能となり、鉱物試料を顕微鏡レベルで詳細に調査できます。この精度の高さにより、鉱物相、結晶構造、元素組成の同定と特性評価がより正確に行えます。その結果人的ミスが減少し、効率性が高まることで、プロセスが迅速化されます。これによって、大規模なデータセットの収集と高度な画像処理アルゴリズムの適用が可能になり、より包括的で統計的に信頼性の高い鉱物解析が実現します。顕微鏡を基盤とした自動解析を活用することで、研究者や地質学者は鉱物の複雑な特性や挙動を解明し、地質学的過程に対する理解を深めることができます。

ZEISS SEMとPhase Identifier AIによる相のセグメンテーション、分類、定量化により、バイアスのない鉱物学情報と組織情報を取得。
ZEISS SEMとPhase Identifier AIによる相のセグメンテーション、分類、定量化により、バイアスのない鉱物学情報と組織情報を取得。

ZEISS SEMとPhase Identifier AIによる相のセグメンテーション、分類、定量化により、バイアスのない鉱物学情報と組織情報を取得。

Phase Identifier AIにより、冶金プロセス評価のための化学組成、鉱物学、遊離、相の関連性を定量的に提供。
Phase Identifier AIにより、冶金プロセス評価のための化学組成、鉱物学、遊離、相の関連性を定量的に提供。

Phase Identifier AIにより、冶金プロセス評価のための化学組成、鉱物学、遊離、相の関連性を定量的に提供。

  • Phase Identifier 3Dを用いた銅硫化鉱石の鉱物学分類。
粒子解析

粒子解析

セグメンテーションと測定

ZEISS Phase Identifier 3Dでは、先進的かつ柔軟な機械学習プロトコルを活用することで、同じ組成の他の粒子と接触している場合でも、個々の粒子を認識することが可能です。その後、粒子を個別に解析して、モーダル鉱物学的情報、体積、空孔率、フェレー径、鉱物群、および単体分離などの関連する一連の結果を提供します。

ZEISS XRMとPhase Identifier 3Dにより、この花崗岩中の黄鉄鉱–モリブデン鉱脈における鉱物学の定量化と組織的関係の可視化が可能です。

ZEISS XRMとPhase Identifier 3Dにより、この花崗岩中の黄鉄鉱–モリブデン鉱脈における鉱物学の定量化と組織的関係の可視化が可能です。

鉱物処理

データ主導の意思決定

資源需要の増加に伴い、より複雑で低品位な鉱石が評価されるようになりました。回収率を最大化するには効率の改善が必要であり、そこでは鉱体に関する深い知識と、選鉱プロセスに影響を与える鉱物学の知識が求められます。時間的制約が厳しい状況下でも、Phase Identifier 3Dは意思決定に必要な実用的データを提供します。粉砕工程の改善からプロセスの最適化、最終精鉱の品質評価まで対応可能です。

Axioscan 7 Geo:多偏光スライドスキャナー。平面偏光(PPOL)、円偏光(CPOL)、交差偏光(XPOL)を用いた橄欖石斑れい岩

鉱山探査のための自動記載岩石学解析

データ主導の意思決定が可能に

天然資源に対する世界的な需要が増加するにつれ、採掘地の採算性を迅速に評価する必要性も高まっています。毎秒最大50フレームの高速デジタル化と大量の岩石学的データの高速スキャンにより、鉱物学を特定し、生産性を向上させ、より迅速かつ優れた意思決定を行うことが可能になります。

Axioscanによるベレア砂岩のマルチチャンネル合成画像。明視野撮影像(左)、交差偏光(最大複屈折)撮影像(中央)及び位相セグメンテーション解析の結果(右)。機械学習セグメンテーションを用いて、細孔(金)、石英(水色)、方解石(紺色)、雲母(赤)、不透明鉱物(緑および黄)に分類。

石油・ガス研究のための自動記載岩石学解析

岩石特性評価による地中深部の過程を理解する

薄片から得られる高分解能・高品質のデータを使用して、多孔質媒体内の流れを定量化し、岩石の特性が時間とともにどのように進化してきたかを理解することで、その鉱物学、テクスチャ、層、固体空間、そして空孔率を通じて、私たちの行動が岩石に与える影響を解明できます。ZEISS Axioscan 7は使いやすさを追求し、高度な訓練を受けた顕微鏡検査技師の枠を超えて、データの研究や定量化ができる研究員やアナリストへと人材の幅を広げることが可能になります。

学術分野における地球科学向け自動岩石学解析

岩石学的コレクションの保存

これまで岩石学の研究者は、自身の専門分野において様々な場所を研究目的で探索し、地球の複雑な仕組みを解明して、日々数多くの岩石を収集してきました。これらの岩石は、その重要な特性を抽出するために薄片に加工されていました。その手間のかかる作業を自動化し、全体の工程を効率化することで、より重要な作業に集中できるようになりました。さらに、岩石学的コレクションのデジタル化により、自身の研究成果を未来に向けて保存することができます。また、相関顕微鏡を活用し、様々な方法論を組み合わせることで、調査結果を補完・拡大し、解析を強化することが可能になります。

ダウンロード

  • ZEISS Phase Identifier 3D

    Your mineral identification ambitions realized non-destructively

    1 MB
  • ZEISS Microscopy Solutions for Geoscience

    Understanding the fundamental processes that shape the universe expressed at the smallest of scales

    15 MB
  • ZEISS Microscopy Solutions for Oil & Gas

    Understanding reservoir behavior with pore scale analysis

    7 MB
  • Boost and Automate Analysis with AI

    ZEISS Phase Identifier AI

    1 MB


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