ZEISS Crossbeam Samplefab FIB-SEMシステムは、TEMラメラ試料作製の自動化およびハイスループットな試料加工ワークフローを実現します。

ZEISS Crossbeam Samplefab FIB-SEM(集束イオンビーム搭載走査電子顕微鏡)

均一性と信頼性を実現する、ハンズフリーTEMラメラ作製の自動化

ZEISS Crossbeam Samplefabは、ハイスループットなTEMラメラ作製のためにあらかじめ最適化された自動化プラットフォームです。半導体の歩留まり解析や大規模研究用途向けに設計されており、成功率保証された無人ワークフローを実現します。バルク材料からグリッド搭載まで、90%を超える高い成功率を達成しています。その結果、一貫したラメラ品質、完全なトレーサビリティ、そしてシフト・オペレーター・拠点を超えた均一なアウトプットが可能になります。

  • チャンク作製からグリッド搭載まで90%超の自動化成功率
  • レシピベースのワークフローによる、バルクからグリッドまでの全自動ハンズフリー処理
  • FIBの低加速電圧による均一なラメラ厚みと高品質な仕上げ
  • プロセスログと再利用可能なレシピによる完全なトレーサビリティ
  • 量産環境やマルチサイトラボに最適化

ZEISS Crossbeam Samplefab automated FIB-SEM system designed for high-throughput TEM lamella preparation.

ZEISS Crossbeam Samplefabの特長

新しいレシピベースの自動化により、チャンク作製、リフトアウト、グリッド搭載を含む、バルクからグリッドまでの全ワークフローをカバーします。手動操作の工程をなくすことで、Crossbeam Samplefabは、量産規模でも高品質で安定したラメラ作製を実現し、ばらつきを低減しつつ効率を向上させます。

Illustration of focused ion beam milling used to prepare thin TEM lamellae for analysis with the ZEISS Crossbeam 550  Samplefab FIB-SEM.

主な仕様

  • 専用自動化プラットフォーム:TEMラメラ作製専用として最適化
  • バッチ処理:複数サンプルにわたる複数ラメラを逐次処理可能
  • トレーサビリティ:全工程のログ取得とレシピ再利用により、ワークフローの標準化を実現
  • 手動操作の柔軟性:任意のCrossbeamで利用可能な微細研磨オプション
SEM image of a device region prepared for TEM lamella extraction using ZEISS Crossbeam Samplefab.

TEMラメラ作製およびイメージングの統合ワークフロー

ZEISS Crossbeam Samplefabは、バルク材料からグリッド搭載までの標準化されたハイスループットなTEMラメラ作製をサポートします。レシピ駆動型ワークフローと一貫した低エネルギー仕上げにより、大量バッチにおいても予測可能なラメラ厚みを実現します。これにより、要求の厳しい量産環境においても、再現性の高い結果で、デバイス特性評価、歩留まり向上、プロセス管理を確実に行えます。

ZEISS software interface supporting automated TEM lamella preparation and high-throughput FIB-SEM workflows.

ハイスループットな試料作製向けに構築されたソフトウェアワークフロー

ZEISS Efficient Navigation(ZEN)ソフトウェアは、セットアップから実行まで、効率的かつ標準化されたCrossbeam Samplefabワークフローを提供します。ZEN core EMは、自動レシピ、バッチ処理、SEM/FIBの同期制御をサポートし、オペレーターによるばらつきを最小化しながらスループットを最大化します。さらに、ZEISS arivisエコシステムにより、大規模データセットに対応した大規模拡張可能な画像解析が可能となり、評価、文書化、下流工程まで一貫したワークフローを支援します。これらのツールを組み合わせることで、TEM試料作製および生産を拡大させ、完全自動化環境でも監査に耐える安定した再現性を維持できます。

関連アプリケーション

ZEN coreのZEN TEM Prepモジュールを使用してTEM用に作製された7×6のシリコンラメラチャンクのアレイを示すSEM像。

ZEN coreのZEN TEM Prepモジュールを使用してTEM用に作製された7×6のシリコンラメラチャンクのアレイを示すSEM像。

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エレクトロニクス・半導体解析

  • トランジスタのゲートスタック、ビア、コンタクト、BEOL/FEOL層から、低ダメージで均一なラメラを作製
  • 正確なエンドポイント検出と低加速電圧仕上げによるプロセス欠陥解析
  • 歩留まり向上、デバイス特性評価、不良解析に向けて作製プロセスを標準化

サービス・サポート

自動化・大量処理ワークフローに基づく専門知識

ZEISSは、自動化されたハイスループットTEMラメラ作製に最適化したサービスおよびアプリケーションの専門知識を通じて、Crossbeam Samplefabをサポートします。専門スタッフが、ワークフローの立ち上げ、レシピの最適化、生産環境やプロセス制御環境への統合を支援します。包括的なサービス契約とプロアクティブなサポートにより、要求の厳しい運用環境においても、一貫性、歩留まり、システム可用性を維持します。

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よくあるご質問

  • ZEISS Crossbeam Samplefabは、反復的なFIB試料作製作業を標準化・拡張させることで、オペレーターへの依存を低減し、生産環境、サービス環境、共有施設環境におけるスループットを向上させるために設計されています。バルク材料からグリッド搭載までのワークフローを自動化することで、Crossbeam Samplefabはシフト、オペレーター、拠点を超えて一貫したラメラ品質と信頼性の高い結果を維持できます。

  • Crossbeam Samplefabは柔軟性よりも自動化と再現性を重視しています。他のCrossbeamモデルと異なり、完全ハンズフリーかつレシピベースのワークフローにより、ハイスループットなTEMラメラ作製を実現します。そのため、Crossbeam Samplefabは半導体量産や歩留まり向上など、一貫性と拡張性が重要な環境に最適です。

  • Crossbeam Samplefabは、TEMラメラ作製、ルーチンの断面加工、標準化されたFIBプロセスのような反復性の高いワークフローなど、一貫性とスループットが求められる用途に最適です。

  • いいえ。Crossbeam Samplefabは、探索的あるいは頻繁に条件が変わるワークフローではなく、標準化・再現性重視の試料作製に最適化されています。ただし、Crossbeam Samplefabは作製ポイントごとに異なるレシピを設定できるため、探索的なレシピ開発をサポートします。これにより、材料組成に応じた最適条件の検証や評価を行い、その後ワークフローを標準化するといった用途には対応可能です。

  • ソフトウェアは、Crossbeam Samplefabの自動化と効率性の中核です。ZEN core EMは、SEMとFIBの制御を単一環境に統合し、レシピベースのワークフロー、バッチ実行、ミリング中の同期イメージングをサポートします。さらに、下流解析ではZEISS arivisエコシステムが、複雑で大量のデータに対応した可視化、セグメンテーション、定量解析を可能にし、評価や文書化の一貫性を確保します。

  • Crossbeam Samplefabは、チャンク作製からグリッド搭載まで90%超の自動化成功率を実現しています。これは、ハンズフリー処理、低加速電圧仕上げ、レシピ駆動型ワークフローによって、ユーザー介入を最小限に抑えていることによるものです。システムは、デバイスの安全性を最優先し、次に試料品質を確保することで、試料作製中も重要なデバイス層を保持します。ユーザーの介入は必要な場合にのみ求められ、その結果、ワークフロー全体にわたって信頼性と再現性がさらに高まります。

  • はい、対応しています。Crossbeam Samplefabは、低エネルギーFIB仕上げおよび低加速電圧SEMイメージングを採用し、ダメージを抑えながら微細構造を保持できるよう設計されており、ビーム感受性の高い材料にも適しています。これにより、薄膜、ポリマー、微細で複雑な半導体構造を含む繊細な試料についても、信頼性の高い試料作製が可能になります。