集束イオンビーム走査型電子顕微鏡法を用いたボリュームEM
ボリュームEMのテクニック

集束イオンビーム走査型電子顕微鏡

正確な3D再構成を可能にする高分解能、アイソトロピックボリュームデータ

  • 最高Z分解能
  • アイソトロピック3D測定
  • 正確な3次元比率による細胞内特徴の再構成

集束イオンビームSEM(FIB-SEM)を用いたボリュームEM

FIB-SEMでは、樹脂包埋した試料をSEMでイメージングし、その後次のイメージング前に集束イオンビームで3~10 nmの極めて薄い部分をミリングによって取り除きます。アイソトロピック3Dイメージングのため、Zの非常に小さいステップサイズをSEMのXY分解能までカリブレーションできます。つまり、FIB-SEMは、細胞内特徴や神経結合などのアプリケーションにおける超微細構造の正確な3D測定のための、最適な選択なのです。

典型的なワークフローの略図

FIB-SEMミリング

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対象の構造が見えるまで、樹脂包埋した試料に集束イオンビームで溝をミリングします。 

FIN-SEMによる画像取得

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対象の構造の新たに露出した試料表面をイメージングします。このミリングとイメージングのプロセスを、構造が完全にイメージングできるまで繰り返し行います。

セグメンテーションの処理

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取得した電子顕微鏡画像は処理され、デジタルで3Dデータセットに調整されます。細胞 コンパートメントは特定し、セグメント化することができます。

3Dビジュアライゼーション解析

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セグメント化された3Dデータセットは、視覚化および調査を行い、統計的に 分析することができます。

アプリケーション例

細胞における微細構造の高分解能、アイソトロピック3Dビジュアライゼーション

データご提供:Anna Steyer and Yannick Schwab, EMBL Heidelberg, Germany

HeLa細胞の3Dイメージング

ZEISS FIB-SEMテクノロジーを用いた自動3D連続イメージング

集束イオンビームを使用して、試料から8 nm厚の層を連続で除去し、走査型電子顕微鏡で露出したブロックフェースをスキャンすることにより、高分解能3Dボリューム画像を取得します。   arivis Pro内のarivis Cloudでトレーニングした深層学習モデルを用いて細胞内容物の自動セグメンテーション、自動ビジュアライゼーションを行うことで、異なる細胞内容物が視覚化、定量化できます。   

FIB-ミリングのローデータに基づいた、藻類におけるゴルジ体の3D再構成

画像ご提供:Dr Louise Hughes, Oxford Brookes University, UK

ゴルジ体の描出

タンパク質修飾と輸送におけるゴルジ体の役割を深く理解するために

この画像は、FIB-SEMデータセットからの藻類におけるゴルジ体の3D再構成を示しています。データセットが、ゴルジ体のシス面とトランス面を識別(黄/赤:シスゴルジ、紫/青:トランスゴルジ)。ZEISS Crossbeam FIB-SEMテクノロジーを用いて取得した高分解能データを使用して細胞内容物をセグメンテーションすることにより、内容物を正確に描出するとともに定量化できるようになります。

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